FXスキャルピングは少し特殊な手法です。
通貨スキャルピング手法については、手法の特性上、推奨する人もいれば、推奨しない人もいます。
ただし、これはスキャルピングに限ったことではなく、スイングトレードやデイトレードなど他の取引手法にも当てはまります。
しかし、それぞれのトレード手法に向いている人と向いていない人がいます。
そこで、この記事では通貨スキャルピング手法がおすすめできない人について説明します。
これを理解していないと、スキャルピングトレードはどれだけ早く撤退できても、短期間で損失を被ってしまう可能性があるので注意しましょう。
スキャルピングが推奨されない人は誰ですか?■一瞬の素早い判断が苦手という人これは、当然ですがスキャルピング手法をお勧め出来る方とは真逆になります。
スキャルピングは短時間勝負なので、効率良く脳みそを働かせて利益確定や損切りの判断を素早く行わないと、瞬く間に損失が拡大してしまう可能性が高くなります。
また、実際にエントリーポイントや決済ポイントが来たにも関わらず、エントリーしたいけど負けたらどうしよう、決済ポイントだけどまだ上がる(下がる)かも知れないので決済しないでおこなどと、売買ポイントでの迷いはその後のトレード結果に大きな影響を及ぼします。
ですので、為替レートが決められた売買ポイントに来たら迷わずエントリーする事が出来ないという人には、スキャルピング手法はお勧め出来ません。
■為替相場に対して集中する事が出来ない人スキャルピング手法では、小刻みに動く(または大きく動く)為替相場から為替差益を稼ぐために、狙いを定めてトレードする必要がありますので、短時間でもかなり高い集中力が必要になります。
この集中力は、エントリー中だけでなくエントリー前もある程度集中していないと交換チャンスを逃してしまう可能性があるため、集中力が低い人にはお勧めできません。
■パソコンを素早く使えない人(主にマウス) スキャルピングとは、短期間で取引を繰り返すことです。
したがって、短期間に買い注文や売り注文を行う場合は、必ずコンピューターを使用する必要があります。
そのため、パソコンの操作に慣れていない場合、慣れない場所から注文したり、注文自体が遅れたりして損失が発生する可能性があります。
たとえ取引のチャンスがあったとしても、コンピューターの使い方が分からないために機会を逃したり、損失を被ったりしても後悔することはありません。
したがって、スキャルピング手法では、短時間での正確なコンピューター操作が必要です。